乾燥するとなぜお肌が粉を吹いたようになるのか?
その原因について説明しているページです。
乾燥の季節になると出てくる白い粉・・・
乾燥シーズン、特に秋から冬にかけての時期、寝る前にしっかりとスキンケアをして寝たつもりでも、朝起きたらやっぱり口まわりがカサカサで粉を吹いたように白くなっている、なんだかヒリヒリする。こんな経験はありませんか?
これは寝ている間にお布団や枕に皮膚がこすれて、せっかくのスキンケアが落ちてしまい、効果が現れていないため。 また起きている間にもマスクをしていたり、顔に手をやるクセがあると、白い粉を吹きやすくなります。
一体これはなんなのでしょうか?
粉の正体は、はがれ落ちた細胞の死骸
粉の正体は、はがれ落ちた細胞の死骸!
こうした肌に白く浮き上がる粉のようなものは、医学的には「落屑(らくせつ)」と呼ばれていて、肌表面をおおっている角質層がはがれおちたもの。つまり、肌の表面で死んでしまった角質細胞の死骸なのです。しかし、びっくりしないでください。
落屑(らくせつ)は、肌の新陳代謝、みなさんもよく知っているターンオーバーによるもの。なので本当はだれにでも起こっていることなのです。 でもなぜ、粉を吹いたようになる肌とならない肌があるのでしょう。
粉を吹くのは細胞同士がくっつけないから
乾燥している状態を感じない肌は、肌の表面が皮脂膜(ひしまく)と呼ばれている膜で覆われていて、その下の角質層に、健康な肌の状態を保つために十分な水分を保持しています。バリア機能という働きが、うまく保たれている状態です。
粉を吹いている肌は、このバリア機能を保つための皮脂膜や細胞間脂質が乾燥によって、ちゃんとくっつかなくなり、さらに乾燥が進むにつれてハラハラと剥がれ落ちていってしまうのです。
さらに、そのくっつきにくくなった隙間に最近やミクロのゴミが入ったりして炎症し、赤みが発生したりします。
肌が白い粉を吹いたようになる原因は、角質層の中の保湿が正常に行われていないからなのです。 粉を吹く状態の肌は「超乾燥肌」と呼ばれ、かなり乾燥が進んでいる状態です。敏感にもなっていますから、今のスキンケアをみなおして、適切な乾燥肌ケアを施しましょう。
適切な乾燥肌とは肌の保水力を高めること
では適切な乾燥肌ケアとはどんなケアなのでしょう?
それは、肌質に合った保湿成分配合の基礎化粧品で定期的にお手入れし、少々のことでは粉をふかない水分を適度に保った肌をキープすることです。
ヒト型セラミド、スクワラン、ヒアルロン酸など、肌の奥へ浸透し、角質層にしっかり保水ができるよう働く、成分お肌に補充してあげましょう。
保湿・保水成分が入っている基礎化粧品でも、敏感肌ではないふつう肌用ですと刺激があるものも中にはありますので、乾燥肌でしかもひり付いているときは、まずはトライアルサイズでお試しすることをオススメしてます。
砂糖の保湿力にも注目
また、肌の保水力をあげるのに注目されているのが、砂糖の力です。
砂糖は水分を包括する働きが高く、この働きを利用した天然の甜菜から作られた製品は、自然の材料だけでつくられているため、アトピーなどの肌疾患の乾燥で、かゆみや赤みの症状にも刺激がなく、しかもしっとりなると口コミで広がっています。
肌が乾燥して粉をふく状態は、かなり乾燥がすすんだ状態です。たぶんメークもほとんど乗らないのではないでしょうか。そのままにしておいても改善することはありません!粉をふき始めたら、すぐに保湿・保水ケアをはじめましょう。
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