33歳からの乾燥肌対策

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乾燥で肌がかゆくなったり赤みが出ると不快な気持ちになりますよね。「なんで私の肌はこんなに乾燥してるの?」と疑問に思うこともあるかもしれません。

肌の乾燥は一年中起こりうる現象ですが、特に冬場に起こりやすいとされています。なぜ、冬に自分の肌が乾燥するのかその原因と、そして顔、足、手、唇のどの部位にどんなお手入れが向いているかを学んでいきましょう。

なんで肌はこんなに乾燥するの?原因を知って乾燥肌をさようなら!

肌の乾燥の原因となる主な理由を紹介していきましょう。

1. 天候
肌は湿度と気温が下がる冬に一番乾燥する傾向にあります。もし砂漠地帯に住んでる場合は気温が上昇すると同時に肌が乾燥してくるようになるでしょう。

2. 熱
様々な形の熱は空気中の水分を減らし、肌を乾燥させます。例としては暖房、暖炉、ストーブ、さらにセントラルヒーティングが挙げられます。

3. 水を長時間使う
長い時間お風呂につかっていたり、シャワーを浴びたりしているのに肌が乾燥していることってありませんか?また、これらや、塩素濃度の高いプールでの水泳も乾燥の原因となったりします。

高濃度の塩素を含むプールは保湿のために重要な役割を果たす油分を洗い流してしまうんです。水泳を行う前後に正しく保湿剤を塗ることによってこれを防ぐことが出来ます。

4. 刺激の強いデオドラントや石鹸
一部の人気の高いデオドラントや石鹸も肌から保湿を奪うことがあります。最も刺激の強いとされているものは抗菌のデオドラントや石鹸とされており、さらに一部のシャンプーも頭皮の乾燥の原因となります。

5. 太陽光への露出
太陽は肌から水分を蒸発させ、症状を悪化させます。紫外線は肌を突き通り、上皮の下の肌が乾燥する原因になります。実際、紫外線は肌の奥の層で最もダメージを起こし、結果として「たるみ」や「シワ」「シミ」が増えます。

6. 特定の皮膚の疾患
乾癬やアトピー皮膚炎も乾燥を起こす大きな原因となってます。死んで乾燥した皮膚が重なり積み上がり、分厚い層を作ってしまいます。こういった疾患をお持ちの場合、病院での治療をおすすめします。

7. 肌の加齢
やはり肌の乾燥の一つの原因は加齢と言えます。40代に近づくにつれ、肌は自然と乾燥するようになってきます。加齢が進むと肌の弾性が失われ、元々は油性肌だった方も乾燥肌に変化することもあります。

8. 特定の薬品
今現在特定の薬などを服用している場合、それらが原因で肌の乾燥を経験することもあるでしょう。特に高濃度や刺激の強い薬の場合はこの恐れが高いです。防ぐためにはフルーツを頻繁に摂取し十分な水分を取ることが大事です。

9. 冬服からの乾燥
ウールは頻繁に肌を刺激しかゆみを起こします。どうしてもウールを着たい場合は摩擦を防ぐためにシルクか綿の肌着を着ることをおすすめします。さらに無香料、低刺激、そして低アレルギー性の洗剤を使い、柔軟剤の使用を控えることも可能です。

乾燥肌をどうお手入れするか

乾燥肌の手入れの仕方を紹介していきましょう。

1. ぬるま湯を使う
肌から保湿を奪ってしまうお湯の変わりに、ぬるま湯を使うようにしましょう。もし熱いシャワーを浴びたい時は、短い時間で、一日一回以上は浴びないようにしましょう。熱い湯船も避けましょう。

2. 肌を保湿する
肌が乾燥してると感じるのは、保湿が必要だという身体からのサインです。乾燥肌を避けるために保湿を欠かさないようにしましょう。シャワーを浴び終えたときや手を洗った時、特に冬場や乾燥した天候のときなどは必ず保湿するようにしましょう。

3. 加湿器を購入する
空気中の加湿は肌の乾燥の予防になります。つまりもしあなたが湿度の低い地域だったり冬場はヒーターを使っている場合、加湿器の購入を検討しましょう。加湿器によって空気中の湿度は取り戻され、肌が乾燥することも減ります。

4. フェイスマスクを使用する
高価なフェイスマスクを購入することも可能ですが、 アボカド、牛乳、はちみつ、黒糖などの身の回りのもので自宅で作れるナチュラルレシピもあります。

5.エクスフォリエーションに注目する
何故自分の肌が乾燥しているかは、エクスフォリエーション(皮膚表面に蓄積した不要な角質を除去するケアのこと)の頻度にも注目してみるべきです。

定期的にエクスフォリエーションを行うことによって、保湿剤はよりよく効果を示します。低刺激のスクラブや砂糖や塩のスクラブをシャワーなどで週に一度か二度行いましょう。また、入浴前にドライブラッシングするのも効果的です。

6. 正しい製品を選ぶ
スキンケア製品を選ぶとき、必ず低刺激で無香料のものを選びましょう。そうじゃないものは、敏感肌や乾燥肌には刺激が強すぎます。もし肌が乾燥したと気づいたときには、デオドラントソープや、アルファヒドロキシ酸、レチノイド、香料、またはアルコールを含む製品の使用を控えるべきです。

7. 健康的な食事を摂る
水分補給のほとんどは食事からきますが、こまめに水を摂ることも大事です。さらに、フルーツ、野菜、またはナッツなどのビタミンやミネラルの豊富な肌にいい食材を食べましょう。皮膚の問題が悪化する恐れがあるので、乾燥の原因となる揚げ物や塩辛い食べ物の摂取は控えたほうがよさそうです。

8. アンチエイジングケアをする
加齢による肌の変化は最小限に抑えられます。まずは朝一番にリッチなフェイスクリームとボディクリームを塗る所から始めましょう。

さらに、スキンケア製品を選ぶ時は保湿性の高いものを選びましょう。肌の加齢や乾燥を防ぐためにも、特にアンチエイジングセラムを含み皮膚の保湿とシワの軽減に特化したものを選ぶべきです。

9. 日焼け止めを使う
外出する時は少なくともSPFが15の日焼け止めを必ず塗りましょう。日焼け止めは太陽から肌を守り、シワ、シミ、日焼け、そして乾燥を防ぎます。一年中塗るようにしましょう。

10. ビタミンCを摂る
抗酸化作用あるいはビタミンCセラムの継続的な摂取もおすすめされています。これらは肌の赤みを軽減させ、シワも減らす効果があります。選ぶ時は赤みのある敏感肌でも使用できる低刺激のものを選びましょう。ただし、過去にビタミンCにアレルギー反応が検出されたことある方は他の措置を取ったほうがいいでしょう。

医療措置を取るべきかどうか

なぜ自分の肌が乾燥しているのか知った上で、どれくらい深刻な状況だったら病院に行くべきかも知るべきです。

もし保湿を試みていても肌が乾燥し続ける場合、医師に相談してみてください。

肌が剥けていたり、広範囲で赤みが広がっていたり、炎症や傷が見られる場合も専門家に行くべきです。もし乾燥の原因がもっと根底にあるものだったら、医療措置が必要となります。

もし乾燥肌を正しく治療しなかった場合、ひび割れ、炎症、赤みの原因となるアトピーなどの症状に悪化する場合があります。他にも毛包炎や蜂巣炎を発病するおそれがあるので注意しましょう。