角質層の中で保湿をがんばる物質
健康なお肌は何層かに重なる角層細胞で出来ています。その何層かに重なる角層細胞をつなぐ必須成分「セラミド」。
この「セラミド」の一番重要な働きは「バリア機能」です。
元々、人間の肌に備わってる力である「バリア機能」は、乾燥やホコリなどのお肌の天敵から守ってくれます。「セラミド」が充分に備わってるお肌は、素晴らしい「バリア機能」を発揮し、肌荒れも起こしません。お肌のキメも整っていて潤いに満たされています。
はるか昔から肌を守ってきたセラミド
生き物の肌を乾燥から保護するための「セラミド」は、さかのぼること約2億2千年前、私達生物が陸上の暮らしに進化した際に、水中ではない世界で生存するための必要成分でした。
今まで水の中で暮らしていたため、乾燥からお肌を守る必要がなかったのが、太陽からの紫外線や、ほこりなどから肌を守らなければいけない環境に移行したため、その時「セラミド」という成分が生まれたのです。
セラミドなくしてはお肌のうるおいは守れない!
肌がカサカサになったり、つっぱったり。
これは「セラミド」が不足したせいです。
肌の「バリア機能」が充分に働いていない証拠です。
「バリア機能」が正常に働いていないとお肌はとても無防備な状態になっており危険です。肌の一番奥から生まれてくる「セラミド」は乾燥性敏感肌の人にとって、とても大切な役割を果たしていると言えます。