乾燥肌向けに考えられた洗顔料
洗顔料選びは乾燥肌の方にはとても重要なポイントです。
乾燥肌用をうたった洗顔料には、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、セラミドなど保湿成分を配合し、洗顔のあとの肌のつっぱりを防いだり、洗いすぎによる肌荒れを最低限に抑えるように開発されています。
乾燥肌でしかも敏感肌ならはまちがってもスクラブ系は使ってはいけません。
洗い上がりは気持ちいいですが、肌を乾かしたあとは悲惨な状態が待っていることになります。
純石けんも好まれています
リキッドタイプかクリームタイプのものはあまりおすすめしません。
なぜなら合成界面活性剤が含まれていることがほとんどだからです。
その点では固形石けんがおすすめで「純石けん」というものがよいでしょう。「純石けん」は天然の界面活性剤を含んでいるからです。しかし石けんでも成分表記をしっかり見て選ばないと、中には合成界面活性剤を含むものも見受けられます。
避けたほうがいい成分は「ラウリス」や「ラウリル」。食器用洗剤などにも入っている界面活性剤ですが、泡立ちばかりでタンパク質を溶かしてしまい大切なお肌がカサカサに。成分表をしっかり見ましょう。
乾燥肌は洗い方にもくふうを
洗い上がりのつっぱり感も防ぎたいのなら、やはり保湿成分配合の洗顔料は欠かせません、一年中、乾燥肌で悩んでる方は保湿効果のある洗顔料を選ぶことをおすすめします。
そして、肝心なのは洗顔の仕方。
まずはぬるま湯で顔を濡らします。
それから石けんをよく泡立てて、そっと包み込むように洗顔してください。
シャワーをそのまま顔に当ててしまったりしていませんか?
NGですよ。
水圧はけっこう刺激になってしまいますので、お湯を手にとってこすらないようによく洗い、洗顔料をきちんと流しましょう。
男性の方は、スクラブ入りやメンソール入りの洗顔料を使う方が多いようですね。
肌のベタつきをなくしたりさっぱりさせたいのだとは思いますが、これらの洗顔料は、洗浄力や刺激がとても強いのです。乾燥肌の方は、とにかく添加物が少ないシンプルな固形石鹸などでやさしくお肌をいたわりましょう。